そばちょことアンティーク用語。その2

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こんにちは。
先日に引き続き、アンティークのはじめの一歩「そばちょこ」についてお話したいと思います。

そばちょこは、伊万里焼のものが多いです。
そして、一番多いのが染付。
白い肌に藍色で模様が描かれているものです。

前回もお話ししましたが、これは天明様式と言って1800~1840年代につくられたものです。

その特徴は、

①東屋

②山水

③遠山

④鴎文(かもめ)

の図柄にあります。

時代によって、図柄や藍の濃淡が変わってきますので、これも時代特定のヒントとなります。

近年、そばちょこブームにのって事典が出版されました。
『年代別 蕎麦猪口大事典』
  監修・執筆:大橋康二   講談社  2009年
参考になさって下さい。

ちなみに私もこの本で勉強中。。。図版がたくさんありますので、眺めているだけでも中々面白いです。カタログみたいで見ていて飽きません。

この本、

実は、去年のクリスマスプレゼントでした(笑)。

誰かが何かをプレゼントしてくれるといったら、普段自分では高くて買えない本をねだってしまうのです。色気も何もあったもんじゃありません。。

でも、嬉しかったりします。本。

今は、篆刻辞典が欲しい。。。
サンタさん、お願いします。。(笑)。

話が横道にそれました。

さて、あとは蛇の目高台。

前回さらっと流してしまいましたが、
このような高台を「蛇の目高台」といいます。

♪雨雨降れふれ母さんが、蛇の目でお迎え嬉しいな♪
と童謡にありますが、この「蛇の目傘」も同じデザインです。

つまり、

ヘビの目に似たデザインということです。
円の中にもう一つ円が入っている感じ。

このような高台になっていると
時代がぐっと上がり(古くなるということ)ます。

染付の
蛇の目高台の
そばちょこ。

眺めているだけでワクワクします。

私のお師匠が肝に銘じている言葉があります。
「骨董屋さんは、収集家になってはいけない。」
お師匠は、いい刀を見たときにこの戒めを破ってしまいそうになるそうです。
私は、そばちょこかもしれない。。。

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