日別アーカイブ: 2010年11月30日

そばちょことアンティーク用語。その2

ブログランキングへのクリックのご協力をお願いします。 みなさまのおかげで、ただ今11位!ぐんぐん上昇しております。 ありがとうございます。。 こんにちは。 先日に引き続き、アンティークのはじめの一歩「そばちょこ」についてお話したいと思います。 そばちょこは、伊万里焼のものが多いです。 そして、一番多いのが染付。 白い肌に藍色で模様が描かれているものです。 前回もお話ししましたが、これは天明様式と言って1800~1840年代につくられたものです。 その特徴は、 ①東屋 ②山水 ③遠山 ④鴎文(かもめ) の図柄にあります。 時代によって、図柄や藍の濃淡が変わってきますので、これも時代特定のヒントとなります。 近年、そばちょこブームにのって事典が出版されました。 『年代別 蕎麦猪口大事典』   監修・執筆:大橋康二   講談社  2009年 参考になさって下さい。 ちなみに私もこの本で勉強中。。。図版がたくさんありますので、眺めているだけでも中々面白いです。カタログみたいで見ていて飽きません。 この本、 実は、去年のクリスマスプレゼントでした(笑)。 誰かが何かをプレゼントしてくれるといったら、普段自分では高くて買えない本をねだってしまうのです。色気も何もあったもんじゃありません。。 でも、嬉しかったりします。本。 今は、篆刻辞典が欲しい。。。 サンタさん、お願いします。。(笑)。 話が横道にそれました。 さて、あとは蛇の目高台。 前回さらっと流してしまいましたが、 このような高台を「蛇の目高台」といいます。 ♪雨雨降れふれ母さんが、蛇の目でお迎え嬉しいな♪ と童謡にありますが、この「蛇の目傘」も同じデザインです。 つまり、 ヘビの目に似たデザインということです。 円の中にもう一つ円が入っている感じ。 このような高台になっていると 時代がぐっと上がり(古くなるということ)ます。 染付の 蛇の目高台の … 続きを読む

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