明治伊万里の金襴手(きんらんで)の小鉢(こばち)。

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もう、5回目になるでしょうか。。
今日も伊万里のお話をしたいと思います。。
今までの伊万里に関するお話はこちら。。
アンティークはじめの一歩、「そばちょこ」とアンティーク用語
そばちょことアンティーク用語。その2
伊万里、印判手(いんばんて)について-和ものアンティークを今の生活に-
伊万里の瑠璃。。。御神酒徳利(おみきとっくり)の使い方。。。

色々な伊万里をご紹介しましたが、今回は明治時代の伊万里、
それも家庭で使われていた、親しみ深い伊万里について。。
おお。
圧巻ですね。。

これは、伊万里・金襴手(きんらんで)の小鉢です。

明治時代につくられたもので、
その理由は、蛇の目(じゃのめ)高台にあります。。
現在の食器とは違った高台の形。
蛇の目のようなことから名付けられた蛇の目高台は時代の古さを物語るひとつの目安になります。。
明治は44年まであり、西暦でいうと1911年。
今からちょうど100年前になります。。
この小鉢は、イチバン新しいとしても100年前のもの。
よく割れずに残っていたものだと感心してしまいます。。

この小鉢は、
旧家から出てきたもので、
残念ながら保管していた箱は無くなっていましたが、
それでも大切に保管されていました。。

笹と思われるデザインで彩色が金や朱でされていて
とても縁起が良いものです。
ちょっとしたアクセントとしても品の良さがあります。。

おそらく、冠婚葬祭で人がたくさん集まる時に、
小鉢として使われていたのだろうと思います。

小さく短冊状にした刺身をマリネにして。
きゅうりとたこを酢で和えて。
薄味の煮物を品よく盛り付けて。

今も昔も、人が食を楽しみ、
食を通じて会話を楽しみ、
人とのつながりを深めていたのだろうなと想いが膨らみます。。。

横から見ると口縁部が少し波打っていて、
優しい形をしています。。

昔は、事あるごとに人が寄り集まっていたので
食器もたくさん必要でした。
しかし、現在は生活スタイルが変わってきたように思います。。

【緑由】はそんなみなさまの生活スタイルに合わせて、
少数から食器をご購入いただけるようにしています。
お好きなものを
お好きな量だけ。

5枚そろっていなくても
人数分だけあれば、それでいいのではないか。

または、色々な種類を組み合わせて
色とりどりの食器を楽しむ。

【緑由】は、
そんな新しい食器とのかかわり方を提案したいと思います。。

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